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2021年4月20日 (火)

『CSR企業白書』をどう使う! 第2回・新卒3年後定着率90%はトップクラスではない

CSR調査担当Kです。

先週、『CSR企業白書』2021年版が発売となりました。

続いて、東洋経済デジタルコンテンツ・ライブラリーというWebサービスにも『CSR企業白書』2021年版の情報がセットされました。

多くの大学でご覧になれますので、ぜひ見ていただければと思います。


さて、今回も前回の続きで、企業の方と話していて自社の位置づけについて驚かれることが多い指標をご紹介します。

就職活動でもおなじみの「新卒3年後定着率」です。

『就職四季報』などでは新卒3年後離職率が使われていますが、
『CSR企業総覧』では「新卒3年後定着率」という言葉で調査をしています。

3年後定着率は =(分母のうち)3年後に在籍している社員/3年前に入社した新卒社員 ×100

で計算します。

3年後離職率は =(分母のうち)3年間に辞めた社員数/3年前に入社した新卒社員数 ×100

で計算しますので、

100-離職率 =定着率

となります。

大卒の新卒でも「3年間で3割は辞める」と言われていますので、定着率が70%以上あればいいのではと考える方もいらっしゃいます。

では、現状はどうでしょうか。

『CSR企業白書』2021年版の720ページに掲載している「新卒入社者の3年後定着率(男女計)」の平均値は80.6%(対象1,272社)です。
(ちなみにこの数字は大卒以外の高卒採用等も含む数字です)
他にこのような集計項目がありますのでご参考にどうぞ。 → 集計表(数値項目)の目次

業種別では電気・ガス業94.4%、医薬品90.1%などが高い水準です。
一方で小売業64.1%、サービス業72.2%などは若干低めになっています。

では、続いてランキングを見ましょう。
388ページに「新卒3年後定着率(男女計)ランキング」上位800社を掲載しています。
新卒者3人以上を対象にしたランキングは1位の100%が102社。95.0%で187位。
90.0%で382位です。
他にこのようなランキングがありますのでご参考にどうぞ。 → 個別ランキングの目次

ちなみにこれまでの経験では、「定着率90%前後」の企業の方は自社は優れていると考えているケースが多いです。
そこで、「90%はそこまで高くありません」とお答えするとほとんどの方が驚かれます。

ただ、この条件である「新卒3人以上」では3人入社して3人残って100%という中堅の上場企業も含まれます。
(このような会社は1人辞めると大きく率が下がります)
そのため、10人以上にするなど条件を厳しくすると100%の会社が減りもう少し上位になります。
それでも、数百人採用して数人しか辞めていない会社は多数存在します。

『CSR企業総覧(雇用・人材活用編)』に掲載している企業は新卒が辞めない、できるだけ辞めないよう丁寧な教育をしている会社が多いようです。

具体的な各社の雇用関係の取り組みについては『CSR企業総覧(雇用・人材活用編)』に多数情報を掲載しています。
こちらをご覧ください。

多くの企業の方は他の企業の状況は一部のライバル企業以外はご存じでないケースが多いです。
そのため数値目標なども客観的な根拠がないこともあるようです。
ESG投資が広がり、ESGの取り組みを多く広げようという企業が増えていますが、自社の分析ができていない企業は多いです。

そうした方々にぜひこの『CSR企業白書』そして『CSR企業総覧』をご覧いただきたいとつねに思っています。

(CSR調査担当K)

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