GPIF・ESGインデックス銘柄調査中です。
CSR調査担当Kです。
今年のCSR調査票の発送も終わり、8月10日の締め切りまで少し余裕のある時期です。
たまっているランキング記事作成などをやりながら、
遅ればせながら、GPIF・ESGインデックス銘柄の調査を始めました。
(補足:このようなページを作りました)
GPIFが選んだのは世界的に有名なFTSEとMSCI。
グローバルで説明するには、当然という選択だと思います。
また、公開情報から評価していくというのも長期的には納得です。
東洋経済もその方向で行きたいと思っています。
ただ、銘柄を見ると「どこに公開情報が出ているの?」という企業が含まれています。
私はこれまでCSRを含めて企業情報を20年以上見てきましたが、
情報開示が悪いと言われている企業がいくつも入っています。
(FTSEは比較的納得感あります)
グローバルの調査機関なので私たちが知らない公開情報があるのかもしれません。
私はCSR・ESGの評価は評価機関の重点ポイントで差が出るだけだと考えています。
例えば、ダイバーシティを重視するのであれば、女性活躍が進んでいる会社の評価が高くなるでしょうし、
環境重視であれば、二酸化炭素排出量を抑制する会社の評価が高くなるはずです。
我々は幅広い分野を見ていますのでオールマイティの会社の評価が高くなります。
このように通常のCSR・ESG評価はこの世界でやってきた者の納得感があるのが普通です。
しかし、そうでないESGインデックスって何なんでしょうか?
(パフォーマンスを上げるためにはそういう銘柄も入れないといけないのかもしれません)
これから、GPIFインデックス銘柄と東洋経済CSR企業ランキング・ESG企業ランキングとの相関などを調べていきます。
(FTSEとの相関は0.4はありました)
東洋経済としてこのあたりも徹底調査していきたいと考えています。
(CSR調査担当K)
コメント