2016年版 LGBTへの対応・基本方針「あり」173社を紹介します
CSR調査担当Kです。
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
まずはセミナーのご案内です。
今月21日(木)に、第7回東洋経済CSRセミナー「就活生をターゲットにしたCSR活動ってアリ?」を開催します。
小社「就職四季報プラスワン」編集長田宮寛之の講演とパネルディスカッションで、
就活生や大学生が共感するCSR活動や彼らが役に立つ情報開示について考えていきます。
ご興味のある方はぜひお申し込みください。
さて、ここから本題です。
今年最初のイチオシ!データは「LGBT」を取り上げます。
2013年調査(『CSR企業総覧』2014年版)に初めて調査票にこの項目を入れたときは、
多くの企業から「CSRに関係するのか?」といった質問を受けましたが、
昨年くらいから注目度がたいへん高くなっているように感じます。
今回は、「LGBTに対する基本方針(権利の尊重や差別の禁止など)の有無」についてご紹介します。
「あり」と回答しているのは173社でした。
詳しくは集計結果をご覧ください。
「あり」:20.6%(173社)
「なし」:67.1%(563社)
「作成予定」:3.9%(33社)
「その他」:8.3%(70社)
(出所:CSR企業総覧2016 東洋経済「第11回CSR調査」業種別集計結果)
http://www.toyokeizai.net/csr/pdf/syukei/CSR_syukei2016_2.pdf
「あり」の社名リストはこちらにあります。
http://www.toyokeizai.net/csr/ranking/2016/20160104Data.html
ちなみに「あり」は昨年は146社(リストはこちら)、一昨年は114社(リストはこちら)です。
このように毎年着実に増えています。
LGBTを企業が本気で考え始め、制度が整ってくると、
カミングアウトする人が増えると予想されます。
何%存在するかは議論の余地がありますが、社内の一定数がLGBTだとすると、
企業の取り組みはこれからが本番といえそうです。
そうした取り組みを学生などが見て志望企業を選ぶ時代がくるのかもしれません。
(CSR調査担当K)
コメント