自分はどんな電子書籍を買っているのか少し考えてみました。
CSR調査担当Kです。
春になり、電子書籍の世界も盛り上がり始めているように感じます。
「これから市場拡大を期待」という声もよく聞きます。
さて、今日は電子書籍を比較的よく買っていると思う(?)私の個人的な立場で
どんな買い方をしているかを振り返り、今後の市場について少し考えてみました。
まず、私にとって間違いなく言えることが電子書籍を買ったら紙の本は買わないということです。
「本はインテリアになる」とおっしゃる方もいるので、ひょっとすると2冊買う方も多いのかもしれませんが、私は1冊で終わりです。
また、私が買っている電子書籍は紙でもよく売れている本が多いです。
昔の本はほとんど買っていないですね。
結局、便利または安いから電子を買うといった感じです。
最近、電子書籍は旅先では非常に重宝しますが、普段はそれほど読まなくなりました。
電車の中で読む本は紙ばかりです(寝ていることもありますが)。
結局、電子書籍だから買うというわけではなく、読みたいものが電子で販売していたから電子書籍にしたといったところです。
これらのことからかなり独断で考えると、紙のコンテンツを電子化しただけでは、
トータルの部数増にはなかなかつながらないような気がします。
やはり電子ならではの仕掛けがいろいろ必要になってくると思います。
ただ、こういう大きな変化は結構業界外から出てくるような予感がします。
実際のところ、今後どうなるか楽しみでもあり、出版社に身を置く者としてはちょっと怖い気もします。
(CSR調査担当K)
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