2017年版 CSR活動のマテリアリティを設定している会社は46.9%の471社

CSR調査担当Kです。

来月後半のCSR企業ランキング発表に向けて、準備を行っています。
ランキングでの取材も含めて最近、企業の方にお会いしてよくお聞きするのが、
「SDGsなどもあわせてマテリアリティを見直していきたい」というお話です。
今年以降、マテリアリティを見直す企業は多いのかもしれません。


そこで、本日は、 「CSR活動のマテリアリティを設定している会社の比率」をご紹介します。

マテリアリティは「重要性」のことで、幅広いCSRの分野や対象の中で
自社の中心的な課題を設定し重点的に活動することを決めることが重要とされています。
この設定についてはいろいろな考え方もありますが、まずは集計結果をご覧ください。

■活動のマテリアリティ設定
  「あり」:46.9%(471社)
「なし」:43.4%(436社)
「設定予定」:7.8%(78社) 
「その他」:2.0%(20社)
(出所:CSR企業総覧2017 東洋経済「第12回CSR調査」業種別集計結果) http://www.toyokeizai.net/csr/pdf/syukei/CSR_syukei2017_2.pdf

ちなみに昨年はこのような結果でした。

■2016年:活動のマテリアリティ設定
「あり」:44.9%(428社)
「なし」:45.2%(431社)
「設定予定」:7.9%(75社) 
「その他」:2.1%(20社)
(出所:CSR企業総覧2016 東洋経済「第11回CSR調査」業種別集計結果)http://www.toyokeizai.net/csr/pdf/syukei/CSR_syukei2016_2.pdf

2年前はこのような結果でした。

■2015年:活動のマテリアリティ設定
「あり」:41.7%(388社)
「なし」:48.4%(451社)
「設定予定」:7.8%(73社)
「その他」:2.0%(19社)
(出所:CSR企業総覧2015 東洋経済「第10回CSR調査」業種別集計結果)

http://www.toyokeizai.net/csr/pdf/syukei/CSR_syukei2015_2.pdf

2014年(3年前)「あり」が38.9%(356社)でしたので着実に増加しています。
今後、どのように変化していくか注目です。

(CSR調査担当K)

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